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PSvitaに連射装置を入れてみた!

今回はPSvitaに連射装置を組み込んでみました。
前回作った3DSに組み込んだものと同じ連射装置を加工してみました。

前回同様スイッチの切替で連射と単発打ちの切り替えを作ろうと思います。

一個あたりなら500円ぐらいでしょうか?

 連射回路    
表面実装用CMOSタイマーIC  ICM7555CD  5個 200円
 絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサー1μF50V5mmピッチ RD15F105Z1HH5 10個 100円
 チップ抵抗47kΩ   10個  30円
 チップトランジスタ  2SC3325  20個 200円
 3極切り替えスイッチ   100円 
 配線    

スイッチ,タクトスイッチ,シャープフィーリング,
1.6N,t=0.6mm,tact
  • メーカー 型番 SKRRABE010
280円(@70円)

  

中に組み込むのでかなり小さい物で作り上げないと入りそうにないです。
まずは本を見ながら同じ物を作り上げてみました。

ピンセットと拡大鏡を使いながらの制作・・・目が・・・

  

1はGNDに繋ぎます。
2と6はチップの裏で繋ぐのですが、コンデンサーの片方の足を切った残りで、2と6を繋ぎコンデンサーの片方の足を繋ぎました。
4と8は同じようにコンデンサーの足を使い表側で繋ぐようにしました。
6-7-8のチップ抵抗は頑張って繋げます。
3から出力があるので抵抗47kΩを付けトランジスタに繋ぐようにしました。

  

ここまで出来たら、繋げて試しましょう。
4に3V入力で1をGNDに繋ぎます。
4番に四角で囲った所(写真参考)メモリースティックと背面タッチパネルコネクタの間の横にある所から電源(3V)を取ります。
GNDは最後にスイッチを付けるため十字キー基板の四角で囲った辺りにしました。
基板表面を削ってハンダ付けしましてあります。



写真の○や△や□の所に配線を繋ぐとボタンを押してなくても連射しっぱなしになります。

このままで連射回路から出た配線を4つに分岐させ、それぞれのスイッチに入れても各ボタン押した時だけ連射には出来ますが、同時押しをした時にボタンが反応しません。

更に加工して、各ボタン連射(同時押しも)にしてみます。
ここからは私の適当な解釈で作ってみただけなので、回路図的に合っているかは分かりません。
この加工で動いたと言うだけです。
ゲーム機本体が壊れたとしても責任は取れませんので十分考えて作業してください。

私の方法は、連射回路から出た信号を4つに分けて抵抗-トランジスタを付ける方法です。



試しに2個の物を作ってみました。
問題なく連射が出来たのですが、これだと幅広の回路になるのとハンダ付けし難いので別の回路を作ります。



シール基板を一列だけ切り写真のようにトランジスタを設置、トランジスタを互い違いに置き抵抗を中心に持ってくるようにします。
連射回路の3から出た信号を赤線のように配線し、GND(両端と真ん中)を繋ぎます。(紺色の点線)

これで連射回路の同時押しが出来るようになりました。

しかし、ゲームをしている時ボタンを長押しの場面も出てきます。
そこで単発と連射の切り替えが出来るようにしてみます。
単純にトランジスタから出たA・B・X・Yを切り替えスイッチによってGNDに落とせばいいのです。



図のように切り取ったシール基板(表とは切り方が違います)を裏側に両面テープで貼り3極スイッチを配線します。

スイッチ真ん中は基板のGNDで、切り替えると単発と連射を切り替えれます。
表のトランジスタに行っているGNDの線を連射回路の1番に入れるとスイッチを入れた時だけ回路に電気が流れます。

 

次にスイッチの加工です。
元々基板に付いているスイッチの足を切り、取りはずします。

上手に切り取れば使えるかも知れませんが、同じ物を購入したので、潰れても良い気持ちで切り取りました。
スイッチの接点部分をカッターで切り飛ばしながら取り除きました。

取れて無い状態で無理やり剥がすと基板のパターンまで剥がれるかも知れないので注意が必要です。

  

GND側はVitaの基盤には繋がないように加工します。
タクトスイッチの一箇所から配線を引き出し、この線をトランジスタに配線するようになります。
スイッチの裏の接点に半田を少し盛って、基板に載せた後溶かして引っ付けるようにしてみました。

  

黄色の四角で囲ってある方はGNDになるので絶縁テープや両面テープなどでボタンを固定しつつ絶縁できるようにしました。
ハンダ付けしたのはGNDとは反対の接点のみです。
ボタンの配線が出来たら連射が出来るか試してみます。

Vitaはタッチパネルで動かす事が多かったので、連射が出来てるか確認するのが手間取りました。

 

トランジスタ基板はメイン基板と十字キー基板の隙間(下の方基板同士つないでいる鉄板の下)に置きショートしないように絶縁テープで巻いてあります。
連射回路は真ん中辺りの隙間に置きました。

  

スイッチはここに決めましたが、どこでも良いと思います。
中の邪魔な物を切り取り平らになるように削ってます。
切り込みが適当で見た目が悪くなってしまいました・・・・

スイッチの固定はプラリペアで行いました。

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