PSVitaにPSV-SPA3を組み込んでみたのだが・・・
購入後、しばらく存在を忘れていたオプティマイズ製のPSV-SPA3を組み込んでみました。
公式ページ http://optimize.ath.cx/PSV/index.htm
メイン基板の表側の加工となります。
この位置のシールド鉄板を持ち上げます。
右の写真のシールド鉄板(上側)の小さい穴が開いている所にロック(ツメ)があるので、そこを狙って基板から取り外します。
基板やチップなど傷を付けないように気をつけましょう。
黄色の丸の部分にPSV-SPA3から出たケーブルをハンダ付けします。
温度調整が出来るコテがあれば良いのですが、持っていないので30Wの半田ごてを使いました。
フレキケーブルが動かないようにケーブルの下のCPU?に両面テープを貼り仮固定してからハンダ付けを行いました。
ズレたりケーブルを引っ張ったりするとVitaのパターンが剥がれたりすることがあります。
この状態で上のシールド鉄板を取り付けます。
そのままではシールド鉄板でフレキケーブルを傷つけてしまうので加工します。
ケーブルが通る所を逆に折り曲げて→戻す→逆に折り曲げる→戻す・・・・を繰り返し金属疲労を使い切り取ります。
鉄板を切り取った断面でケーブルを傷つけてもダメなので断面にテープを巻いてみました。
この状態でPSV-SPA3をVitaの基板裏側に回すのですが、問題発生です
公式ページと写真が違う・・・・・??
公式ページをよく読むと「WiFi専用モデルが対象です。3G/WiFiモデルには取り付けることが出来ませんので注意してください。」
私のPSVitaは3G/WiFiモデルで裏側に別基板が付いていて取り付け出来ませんでした。
しかし、せっかく買ったので何とか付けてみようと思います。
3Gの基盤の枠と言いますか、カバーみたいな物を取り外し3Gのモジュール基板を付けてみました。
この基盤を取り外すにはT2ドライバーが必要です。
このうえにSPA3基板を貼り付けようと思いましたが、少し隙間が足りません。
そこで、PSV-SPA3を90°回転させてクリスタルや厚みのあるIC部分をこのスペースに逃がすようにしてみました。
黄色の線の位置にセットしようと思います。
当たる部分を切り取っておきましょう。
スピーカーが付いている台の部分は取り外しができます。
ギリギリまで切り取ってみましたがスピーカーの下にPSV-SPA3のクリスタルが来る形になりそうです。
問題無ければいいのですが・・・
純正フラットケーブルでは長さが足りないので取り外します。
後から考えたら取り外さすに配線を伸ばせば良かったと後悔しました。
ここにサンハヤト ICB-067のシール機版(0.5mmピッチエクステンション)をハンダ付けして配線をするガイドとしました。
直接ハンダ付けしても良かったのですが引っ張ってパターンが剥がれるのを防ぐために1cmぐらいチップから出た所で切り取り付けてみました。
PSV-SPA3のフレキケーブルを取り外し配線に変えました。
いつも使っている、UEWの0.08です。
これも両面テープで仮固定し、ピンセットを使い1本1本ハンダ付けして行きました。
この状態で仮組みして(公式に従ってUSBの配線をします。)起動確認してみました。
最初は映らなかったので駄目かなと思ったのですがよく見るとGNDの配線をしていませんでした。
GNDの配線をし直して再度確認すると、無事画面が出たので、そのまま作業続行です。
組み込む直前の基板の位置です。
USB基板に行く配線も短いので新しく作り直しました。
USB基板の位置は公式と同じところです。
連射機能や増設したUSBポートはそのままで組込してみました。
配線がいっぱいです。
何とか閉めることが出来ました。
もう少し基板の位置決め工夫すればすんなり入りそうです。