PSPでラジコン風味
PSPでラジコンを動かして見ようという企画
まずは普通のラジコンを動かす事を考えてみました。
小学校以来ラジコンなんて触ってもいないので先ずは現物を見に行きました。
基本構造は昔と変らずプロポで操作して、サーボを動かすと行った物でした。
で無線(27 MHz 等)は扱えません・・・・・
そこで、赤外線を使った物でコントロールしてみようと思います。
CAUL Remote というのソフトを使い赤外線で小さいラジコンもどきを作ってみようと思います。
CAUL Remote : http://nagaokastation.com/?p=453
Q ステアでも良かったのですが大きいモーターなど使うと思うので今回は CAUL を使いました。
タカラトミー CAUL NISSAN スカイライン GT-R : 600 円で購入
先ずは組み立ててで動くか確認。
自作ソフトが動くファームウェア (CFW/1.00/1.50)が前提です。
の Fwが 1.00 や 1.50 なら落としたファイルを解凍し出てきた CAULREMOTE のフォルダーごとを ms0:/psp/game に放り込みます。
この時に qsremote.cfg を CAULREMOTE のフォルダーの中にコピーしておきます。
qsremote.cfgは PSPで操作する時のハンドル操作や前進後退のボタンを変更等出来るので、
好きな位置に書き換えて放り込めばボタンに対応した動きになります。
私は、ハンドルは左右、前進は ○ バックは × にしました。
CFW3.71M33 等の場合は Addon for kernel 1.50をインストールしないと動かないので別途入れておきましょう。
これをやってなかったので「起動に失敗しました (80020148)」とエラーが出て起動できませんでした。
で操作出来る事の確認が出来たら分解していきます。
横の爪を起こして前側からカバーを起こしてメイン基板が見える状態にします。
CAUL のステアリング部分電磁石になっていて、スイッチが入るとコイルに電気が流れて磁石を引き寄せる構造で、
コンパクトでいいと思いますが今回は使いません。
これは、これで何か他の物にも使えそうですね。
今回は要らないので取っ払います。配線の根元から切ってしまいます。
もう 1 つコイルが残っていますが切り取る前です。
モーターに繋がっている線を切り取りシャーシと電池ボックスが一緒になっていますので上に引き出して基板を取り外します。
今回組み込んだのは、 CCP 社製 リアルドライブ ミニ プレミアム 1/28 Enzo Ferrari
ヘッドライトやテールが光る RC カーです。
本物は買えないのでおもちゃで我慢です。
CAUL より一回り大きいぐらいですが、 CAUL に比べたら外装の精度はあきらかに違います。
折角買ったので少し遊んで分解・・・・・
ネジというネジを外しバラバラにしてメイン基板を取り出します。
ステアリング部分もモーターになっていますがこのまま使います。
ハンドリングの構造はモーターが回ると、ウェイトが広がって・・・・・口では説明しにくいので省略します。
電池ボックスは Ferrari の物を使いコントロール基板は CAUL の物を使います。
ステアリング部分のモーターから出た配線を CAUL のステアリング操作の所に配線していきます。
この時モーターから出た配線を 4 つある内の端と端に繋げます。
電気を流すと左右でモーターの回転が逆になる事によってステアリング操作が出来るようになります。
最初は駆動モーターもそのまま使おうかと思ったのですが動かなかったので CAUL の物と組み替えました。
モーター部分を分解しモーターを取りだします。
CAUL のモーターに Ferrari からとったモーターのギアを組み替えます。
圧入で入っているだけなのでギアを傷つけないように引き抜き組み替えます。
組み替えが出来たら元に戻してモーター部分は完成です。
モーターは同じ大きさなのでそのまま簡単に変わります。
動作確認して、動けばボディーを付けて完成です。