ファームウェアー吸い出し及び復活してみよう
少し前はFlashMEで失敗しFwが死んだりする事があったりしましたが、最近ではSlot1マジコンが主流になって思わぬ弊害が出てきたみたいです。
自分で吸い出している人はまず掛からないClashMEに引っ掛かってFwが駄目になったりしている人が居るみたいです。(自業自得とは思いますが・・・)
まずDSliteのFwが入っている無線基板を取り出します。
DSカードスロットの横にシルバーの箱があると思います。
それが無線モジュールびFwが入っている基板です。
取り外しハンダ吸い取りなを使って分解していきます。
取り出せたらチップが載っていると思います。
その型番を調べて下さい。
25FW203Tと書いてあれば「LE25F203」45PE20と書いてあれば「M45PE20」の物です
注意!!
もう1つ、35PE20と書いてある物が有るみたいです。
コレは下で紹介されているファームウェアバックアップ用ソフトでは吸い出し書き込みが出来ません。
ここのチップだけ換えてしまえば書き替え出来るかも知れませんがやっていないので保証がありません。
次に書き込みようのDSカードを用意して下さい。。
ここで用意するDSカードは中のセーブデータを保存するflashROMが「LE25F203」か「M45PE20」の2種類の物に限ります。
分解した無線基板と同じチップが載っている物を用意して下さい。
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流星のロックマン ペガサス (M45PE20も在り) 流星のロックマン レオ (M45PE20も在り?) 流星のロックマン ドラゴン (M45PE20も在り?) ポケモンレンジャー(M45PE20も在り) |
要らないカードか売っている物で1番安い物を選びましょう。
分解しEEPROMをハンダ吸い取りなどを使って上手に取りましょう。
余り熱を入れすぎると壊れてしまうので、迅速丁寧に!
同じ数字同士配線を繋げて下さい。
全て配線が繋ぎ終えるとDSカードの殻を元に戻し書き込み準備完了です。
次にFwを吸い出すためのソフトです。
kakoさんのページから「ファームウェアバックアップ用ソフト」をダウンロード後解凍し、
R4などのマジコンに変換無しで入れて起動出来るDSLiteで起動させます。
kakoさんのページに負担を掛けてもいけないのでこちらにも置いておきます。
ここまで起動出来たら先ほど作ったDSカード「改」と差し換えてボタンを押します。
配線が上手く出来ていて、吸い出し成功するとFinishedと出れば完了です。
電源を切り配線を取り外して下さい。
無線モジュールを基板に取り付け電源を入れて起動出来れば成功です。
無線モジュールのシールドを元に戻し組み付けて下さい。
無線モジュール分解しなくて書き込み出来るように基板作製
DSカード分解する所までは一緒で無線モジュールを取り付けるコネクターを探します。
コネクターはMolex製の 52991-0308か54167-0308 らしいのだが中々手に入りにくいので、こちらを購入してみたMolex製の54722-0307
咬み合いが少し悪いのですがグッと押さえれば外れない程度になります。
メーカ型番 | 極数 | RS品番 | |
55560-0307 | 30極 | 468-1394 | プラグ 無線モジュール側 |
54722-0307 | 30極 | 468-1439 | レセプタクル 基板側 |
レセプタクル 基板側と同じ位置で配線をしていきます。
黒の数字が順番で赤の数字がDSカードのセーブメモリーのPICの位置番号です。
こんな感じに仕上がりました。
コレはSL1のスイッチの線も要るのかと思い配線が余分に付いていますが実際には要りません。
この様に取り付け後は一緒で吸い出し書き込みすればOKです。
この基板が出来れば壊れたFw修復が簡単になります。
ここまで出来てここからが本題です。
今回、KazuyaさんからDSLiteの基板のみを譲っていただいたのですが、Fwが入っている無線基板が無かったのでFwの部分を自作してみようと思います。
DSカード「改」から取り外したEEPROMをそのままDSLのファームウェアーとして使いたいと思います。
取り外したEEPROMをコネクターにハンダ付けしていきます。
無線モジュールのコネクターは配線が逆になるのでよく調べながら配線していきます。
コレは取り外す前にファームウェアーを吸い出してあるのでそのまま取り付ければ起動が出来ました。